コーディングができないとWebデザイナーになれませんか?
苦手であまりやりたくないんです。
コーディングを仕事にしなくてもいいけど、勉強はするべき!
基本は絶対に必要です。
元DTPデザイナーの私もコーディングはできないけど現役でWebデザインの仕事をしていますのでご安心ください。
でも、コーディングができない=コーディングの知識がない、ではありません。
やはりコーディングの基礎知識をしっかり持った上でWebデザインをしないと周りに迷惑もかかりますので、しっかり学んでおくことが大切です。
この記事を読めば以下のことが分かります。
- コーディングができなくても良い理由
- コーディング知識の勉強方法
- コーディングできないWebデザイナーのリアルなお仕事の進め方
私は元DTPデザイナーですがWebデザインは未経験から始めましたので、これからWebデザイナーを目指す人の参考にもなるかと思います。
結論:Webデザイナーはコーディング出来なくても大丈夫
結論としては、コーディングできなくても仕事はできます。
ただし、コーディングの基礎を理解している必要があります。
まさに私がそうなので安心して頂けたらと思います。
Webデザイナーがコーディングができなくても良い理由
なぜWebデザイナーがコーディングできなくてもやっていけるのか解説します。
理由①コーディングは外注できる
クラウドソーシングサービスなどを使えば、コーダーさんにすぐ外注することが出来ます。
必ずしも自分でコーディングをする必要はないんですね。
私もコーディングはいつも外注しています。
理由②コーディングなしのノーコードツールで制作できる
Wixやペライチ、STUDIOなどのコーディングなしでサイト構築ができるツール(ノーコード)を使えば、コーディングなしで納品することが出来ます。
絶対にオリジナルデザインのこだわりサイトが欲しい!という要望がなければ、ノーコードツールを使ったサイト制作でも十分に満足して頂けます。
コーディング費用がかからないので予算が少なくて済み、ビジュアル重視で制作ができるのでおすすめです。
私もWixやWordPressを使ったサイト制作は何度も納品しており、需要もかなりあります。
理由③デザイン特化でも十分稼げる
デザインに特化すればコーディングをしなくても十分稼ぐことができます。
デザインのみの案件も多いですし、さらにデザインの方が報酬が高い傾向です。
こちらはランサーズに掲載されている相場表です。(あくまでも参考価格ですが)
私の経験からいくと、Topページのみのデザイン代が50,000円だとすると、コーディングは2〜3万円程度で、やはりデザインの方にお金がかかるという印象です。
デザインがないとコーディングはできないので、デザインの方が重視されていると私は感じています。
デザインはゼロから創造する仕事。
それにデザインだけで完結してしまえば、納期も早いですし、効率よく稼ぐことができます。
コーディングの勉強方法
コーディングの知識がないと、外注したり、いいWebデザインをすることは出来ません。
ここではコーディング知識をつけるおすすめの勉強方法を紹介します。
独学ならUdemy
Udemy(ユーデミー)はベネッセが運営するオンライン動画学習サービスです。
いつでも好きな時に動画を見て学ぶことができます。
Webデザインコースでは、未経験からプロデザイナーになるためのスキルが全て学べるコースで、HTML/CSSの基礎も学べます。
通常27,800円の講座ですが、キャンペーン中は割引されてお得です。
ただ、動画講座なので、わからないことを質問することはできません。
ググったり書籍を読んだりして自分で突き詰めて勉強する必要があります。
完全未経験な人は、スクールに通った方がいいですが、お試しということならUdemy(ユーデミー)を受けてみて全容を理解することをしてみた方がいいと思います。
デザイン未経験ならスクールで総合的に学ぶ
初心者で未経験の方は、Webデザインスクールに通うことをおすすめします。
副業でちょっとバナーを作るくらいなら、独学でもなんとかなると思いますが、サイト制作で生計を立てたいと考えるなら独学は危険です。
専門職なのできちんとした総合的な勉強が必要ですし、実際に案件を受注した時の仕事の上手な進め方などもサポートしてくれるスクールを選ぶべきです。
おすすめのコーディング本
初心者に優しいコーディングの入門本です。
読むだけでなく、実際に手を動かしてサイトを作りながら学ぶことができます。
これ1冊を読み込めば、コードの書き方やWebの知識がグンと深まります。
ぜひ初心者の方はこの本を片手にWebサイトを作ってみてほしいと思います。
また、以下の本もおすすめです。合わせて読んでいきましょう。
コーディングしないWebデザイナーのリアル
実際にコーディングできないWebデザイナー(元DTP)の私が、どうやって仕事を進めているのか紹介します。
Webデザイン受注のやり方
私は現在ココナラ、または紹介でお仕事を受注しています。
ノーコードのLP制作がメインです。
たまにコーディング案件もありますが、あまり儲からないので受けないです。
ココナラはクラウドソーシングサービスのひとつで、軌道に乗ると自動集客が可能です。
ランサーズ・クラウドワークスと比べ、受注しやすいのでおすすめです。
ランサーズとの違いを記事にしましたのでこちらもどうぞ。
私のデザイナー生活のリアルを知りたい人はこちらもどうぞ。
コーディングなし案件の進め方
WordPressのテーマやプラグインを使ってLP制作をしています。
コーディングはない、というかコードを書けなくても構築のできるノーコードツールを使っているので、比較的納期も短く報酬も安いです。
私はこの制作スタイルが圧倒的に多いです。この進め方だと、全て自分で完結できますし、効率が良いです。
- ヒアリング
- ファーストビュー提案
- webに反映して全体デザイン提案
- 納品
- 制作日数:約2週間〜1ヶ月
- 報酬目安:8万〜15万円
コーディングあり案件の場合
企業様からのご依頼はコーディングありの場合が多いです。
ノーコードに比べるとコーディング作業の時間が増えるので、必然的に納品までの時間が長くなります。
報酬は高いのですが制作日数や外注費を考えると、ノーコードの方がサクサク納品できるので好きですね。
- ヒアリング
- ファーストビュー提案
- 全体デザイン提案
- コーディング(外注)
- サーバーアップなど(外注)
- 納品
- 制作日数:約2ヶ月〜3ヶ月
- 報酬目安:20万〜40万円(外注費含む)
外注するにはコーディングの知識が必須
コーディングの知識がないと、コーダーさんに外注する時に色々と問題が起こりやすいです。
特にDTPデザイン上がりの私は、印刷データを作るのと同じにWebデータを作ってしまったり、レスポンシブしにくいデザインにしてしまったりと、たくさん失敗をしてきました。
ですので、先ほど紹介した動画講座や本などでコードの基本知識を頭に入れておくことはとても大切です。
まとめ
まとめると、
- コーディングはできなくていい
- Webの基本知識としてコーディングの勉強はするべき
- 苦手分野は外注するかやらないという選択肢を持つ
ということですが、いかがでしたでしょうか?
DTPからWebに転向したい人は、まずWeb制作全体を勉強し、コードも多少書けるようになること。
そうするとデザイン特化でWeb案件の受注もできるようになります。
私のようなDTP出身のフリーランス主婦にはノーコード制作の方が効率良く稼げる、と思います。
ぜひ自分に合った制作方法を見つけて、活躍するWebデザイナーになってください。
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