4年放置していたブログを復活させたので、実践したことを紹介します。
放置していたブログを“復活”させるには、やみくもに更新するのではなく、「アクセス減少の原因を見極め → テコ入れポイントを整理 → 優先度の高い記事から対処」というステップで進めるのが効果的です。
以下に、復活ロードマップ(実践版)をステップ順にご提案します。
STEP1:現状分析
STEP2:テコ入れ戦略の決定
STEP3:リライト・改善実施
STEP4:SEO再評価&強化
STEP5:新規記事の再スタート
ChatGPTを使って分析していきます。
放置していたら管理画面にログインできなくなってた!?
そんな時は下の記事を参考にしてください。

STEP1|現状の「アクセス減少原因」を把握する
Googleアナリティクスを開いて現状確認していきます。
Googleアナリティクスで確認したいこと

- 人気記事が減ったのか、全体的に減ったのか
- どのページのPVが落ちたか
- 流入元(検索?SNS?)の内訳
Googleアナリティクスでアクセス数値を取得する方法
🔎 手順①:GA4にログイン
👉 https://analytics.google.com/ にアクセス
→ 自分のブログ用「プロパティ」を選択
🔎 手順②:アクセスの概要を確認する
- 左メニュー →【レポート】→「スナップショット」
- ユーザー数(訪問人数)
- セッション数(アクセス回数)
- エンゲージメント率(しっかり読まれたか)
- 平均エンゲージメント時間(滞在時間)

まずは全体のアクセス数。
しっかりアクセスが下がっていますね!
直近でアクセスが増えているのは、記事に書いている人気アニメの公開が近くなったからだと思われます。

流入元はしっかりオーガニックサーチです。だからSEO命ということです。
ここは変わりありません。

人気記事のPV数がわかります。
「ページとスクリーンを表示」をクリックして次の手順、ページごとのアクセスを見ていきます。
手順③:ページごとのアクセスを見る

こんな感じで人気記事の状況がわかるので、レポートをダウンロードしChatGPTに読み込ませます。
ChatGPTには、このレポートからわかることを教えてと入れて数値をまとめてもらいました。
- 左メニュー →【エンゲージメント】→「ページとスクリーン」
- ページごとの閲覧数(Views)
- 平均滞在時間(Engaged time)
- スクロール率(%)なども確認可能
STEP1-2|ChatGPTからのアドバイス
ChatGPTが放置ブログ復活のためのアドバイスを出してくれました。
① SEO流入に依存 → 【リライト強化】が最重要!
- 流入の約95%が検索流入(Organic Search)
→ 検索順位の変動=アクセス数に直結する状態
✅ やるべきこと:
- Search Consoleで「表示はあるのにクリック率が低い記事」を洗い出す
- タイトル・ディスクリプションの改善
- 検索10〜20位のページを重点的にリライト
② SNS流入が少なすぎる → 拡散チャネルを持とう
- Organic Social(SNS)経由が非常に少ない
→ note・X・Pinterestなどからの再投稿導線を追加して拡散強化を
✅ やるべきこと:
- 人気記事の要約+引用付きでXに定期ポスト
- AI要約 → アイキャッチ → 誘導付きで再シェア
- ブログ内に「SNSシェアボタン」を設置して拡散性UP
③ Referral流入も少なめ → 被リンク対策を強化
- 他サイトからの流入(Referral)が少ない=被リンクが少ない
→「引用される系記事」や「まとめ系記事」の投稿が有効
✅ やるべきこと:
- ○○比較記事、○○ツールまとめなど被リンクを獲得しやすい構成で記事を書く
- noteやはてブ・知恵袋などで外部記事から内部記事へリンクを張る
④ 収益欄がゼロ → アフィリ導線・LP強化を検討
- GA4の「合計収益」=eコマース連携 or 広告収益がトラッキングされていない可能性
✅ やるべきこと:
- ASPのコンバージョンタグが設置されているか確認
- もしくは「クリック数・CV導線」を別で測定する仕組みを作る(Google Tag Managerなど)
STEP2|復活戦略を決める
アドバイスなどを見て、実際にやったことは下記です。
- 人気記事のリライト
Search Consoleで「表示はあるのにクリック率が低い記事」を洗い出し、リライトする。SEOリライト(キーワード最適化・見出し構成)、タイトル・ディスクリプション改善、導入文・画像・装飾の見直し - アクセスがほぼゼロの記事を整理
読まれていない記事は削除または統合・リライト。 - カテゴリーの整理(特化ブログに)
読まれていない記事を整理したら特化ブログにできそうだったので、カテゴリーやメニューの整理。トップページの見せ方を修正。 - 情報更新(リンク切れ/事例変更)
かなり記事が古いため、ASPでアフィリリンクを最新のものに貼り直す。 - 広告の見直し
アドセンスを貼りまくっていたので、アフィリエイトに直結しやすいように見直す。全部は取らない、記事本文の広告はやめる。
SNSはやらないのでSEO全振りです。被リンクもやる予定は今のところなし。
読まれていない記事を削除し、特化ブログにすることでGoogleに評価され上位表示を狙います。
SEOにも有利:「専門性」が評価されやすい
GoogleはE-E-A-T(専門性・経験・権威性・信頼性)を評価軸にしています。
特化ブログにすれば:
- 内部リンクが強化される
- カテゴリ・タグの整理が明確
- Googleに「⚫︎⚫︎の専門メディア」として認識されやすい
→ 表示順位の底上げ&クロール効率もUP!
そもそも「読まれていない」とは?
Search ConsoleやGA4で見て:
- 表示回数が月間10回未満
- セッション数(アクセス数)が0〜数件のみ
- 平均掲載順位が50位以下でずっと上がらない
こういった記事は「ほぼ読まれていない」と判断できます。
STEP3|優先順位をつけて「テコ入れ」する

リライト優先記事の選び方
- 【表示回数はあるのにクリックされてない】→ タイトル改善
- 【順位が10〜20位】→ リライトで1ページ目狙い
- 【CTRが低い】→ メタ情報を魅力的に
- 【滞在時間が短い】→ 内容の再構成 or 見出し追加

結構大変な作業ですが、ほぼAIに頼って進めました
リライトの基本チェックポイント
- キーワードが見出しや冒頭に自然に入っているか
- 最新情報にアップデートされているか
- 内部リンクが適切に貼られているか
- サジェストワードを拾って構成追加できないか
STEP4|SEO再強化のための基礎整備
- 内部リンク網の強化(孤立記事をなくす)
- カテゴリ整理(不要なタグや重複カテゴリの見直し)
- モバイル表示・速度改善(Core Web Vitals確認)
- 被リンク獲得施策(SNSシェア、まとめ記事投稿など)
STEP5|新規記事の再スタート
- 既存記事との関連性が強い新記事を書く
→ 内部リンクで相乗効果UP - 「◯月おすすめ」「2025年版」などの時事性記事を投入
→ 一時的な検索上昇を狙って全体ドメイン強化へ - Googleトレンドやラッコキーワードでネタ発掘
→ 上がってきたテーマを素早く拾う
補足:復活を早める裏ワザ的施策
- 【SNS再拡散】:
過去人気記事を再投稿+AI要約付きでXなどに流す - 【リライト日を更新】:
WordPressの公開日を更新してクローラー再巡回を促す - 【強調スニペット対策】:
Q&A形式や番号付きリストを追加して「ゼロ順位」狙い
4年放置していたブログビフォーアフター
まだ改善してから日が経っていないため、まだアフターはありませんので追記していきます。
ビフォー(4年放置)


ここからどれくらい復活するのか楽しみです。
WordPressブログを始めたい方は、下記の記事をご覧ください。


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