何も対策してなかったら税金が高すぎました
私もフリーランスになりたての頃、税金対策をしておらず、高い税金を払うハメになったことがあります。
簡単に説明すると節税をすることで税金が減るので、数十万円は手元に多く残ります。
節税を甘く見ていると、せっかく稼いだお金がどんどん税金で吸い取られていき大損します。
私と同じ悲しい思いをしないように、フリーランス初心者に絶対やってほしい節税対策を教えます。
とりあえず簡単に税金の勉強したい方は、この本↓が読みやすいからおすすめです。
下の本も漫画で読みやすい!
こちら↓は、Kindle新規登録で無料で読めます
AmazonのKindle unlimitedに登録すれば30日間は無料で読むことができます。
200万冊が読み放題で、解約もすぐできます。読みたい本だけ読んで、すぐ解約もありです。
今、キャンペーンで4ヶ月間無料らしいです。ぜひ。
フリーランスの節税対策9選
優先順位の高いものから順番に解説します
①青色申告65万円控除
まず前提として、青色申告の申請をしてないと申告できないのでお忘れなく!
- 3/15までに青色申告承認申請書を税務署に提出する
簡単に提出する方法をこちらで解説してます。
- 複式簿記による記帳をする
- 青色申告決算書(損益計算書、貸借対照表)を作成する
- e-Taxで確定申告をする(又は、帳簿を電子保存する)
節税効果が一番高いですよ!
一番ハードルが高いのは「複式簿記」だと思います。
「複式簿記」には「借方」と「貸方」の知識が必要で、そこを勉強するにはものすごく時間がかかります。。!(私も勉強しましたが、やばいくらい難しくて複雑な内容でした)
むずかしそう・・私にもできるかな?
会計ソフトを使えば、素人でもかんたんにできます!
私はクラウド型の会計ソフトを使っていて、毎月の収支を入力しています。
クレジットカードを連携させると、自動で取引を読み込んでくれるので便利。
必要な取引の分だけ科目などを調整します。
1月から12月まで帳簿をつけ終わったら、確定申告書類を作ってe-Taxで送信します。
税理士に高いお金を払って頼まなくても、自分で少しだけ勉強すればできます!
会計ソフトは月額2000円程かかるのですが、数千円で数十万円の節税ができるとしたら、導入しない理由はないですよね。
ちなみに私が使ってる会計ソフトはやよいの青色申告オンラインなんと1年間無料で使えるからおすすめ!
次年度から年額8,800円(税抜)かかりますが、キャンセルも可能なので気に入らなかったら他の会計ソフトを使ってみるのもいいと思います。
私は長年弥生さんを愛用していますが、使いやすいしお安いのでおすすめですね。
下記の会計ソフトもそれぞれ無料期間(1ヶ月)があるので検討してみてくださいね。
補足ですが、やよいを使うなら
「misoca」という請求書作成サービス(無料)も便利なので、ぜひ一度使ってみてください。
私もこれで毎月請求書を作っています。
ただし無料プランでは月に5件までしか作れなかったと思います。
5件でおさまりそうって方はぜひ。
②家事按分という考え
事務所兼自宅にしているフリーランスが多いと思います。
この場合、家賃・光熱費・リフォーム代など、事業にかかる費用を一部経費にすることができ、節税につながります。
また車のガソリン代、スマホ代、インターネット通信費など、プライベートと仕事で両方使っている費用に関しても、家事按分で経費にできます。
家賃10万円、総床面積40㎡の賃貸で、うち10㎡を事務所として使っている場合
3:1の割合で地代家賃を按分。
家賃10万円の4分の1なので、経費計上できる金額は25,000円です。
税務署になぜこの割合か?と質問されたと想定し、「この割合だからこの計算になります」と根拠を示せる割合にしましょう。
③iDeCo
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、個人で積み立てて運用する年金です。
掛け金が全額所得控除になるので、節税に繋がります。
- 掛け金が全額所得控除になる
- 利息、運用益が非課税
- 受取時も一定額の税制優遇がある
- 自営業は月68,000円まで積み立てできる
- 原則60歳以降に受け取る
投資の経験がない私でも運用することはできるの?
積み立てなので投資経験は必要ないですよ
私のiDeCoも、利回り10%で運用中です。
始めたのが遅くてしょぼい額ですが、あと20年、これから増やしていくよー。
老後資金、年金だけだと心配だからね。。
若い人は本当に早く始めてほしいと思います!
iDeCoの始め方
- 証券会社に口座を開設
- iDeCoの申し込み(Webまたは郵送)
- 掛け金の引き落とし設定
私はSBI銀行を使っていて、資金の移動が楽なのでSBI証券を使っています。
今、一般的に人気なのは「SBI証券」か「楽天証券」ですね。
私はどちらも口座を作っていますが、どちらも使いやすいです。
口座つくるならポイ活でお小遣いゲットして!
もし口座を作るなら、絶対にポイ活やってほしい。
私のおすすめはハピタス。
ここを経由すると口座を作るだけで数千円〜数万円もらえます。
ハピタスのいいところは、1ポイント=1円ということ!めちゃわかりやすい。
他のポイ活サイトは1ポイント=0.5円だったりして、がっかりすることが多いから、ポイ活するならハピタスで!
私は今9000ポイントくらい貯めてあります。
普段の買い物や旅行も、経由して買うことでポイントがサクサク貯まって楽しい。
もちろん現金化もできますよ。
で、楽天証券の新規口座作って入金するだけで1万円分もらえる(2023年9月現在)から本当にお得。このポイント数は変動するので、もらうなら早めに!
私の紹介リンクから新規ハピタス登録で、最大2000ポイントもらえます。
私も500ポイントもらえるのでよかったら登録してね。
→ハピタスを見てみる
④小規模企業共済
フリーランスの退職金代わりになります!
掛け金が全額所得控除になるので、節税に繋がります。
- 掛け金が全額所得控除になる
- 貸付制度を利用できる
- 共済金の受け取り方法を選べる
- 積立額は毎月1,000円〜70,000円まで500円単位で自由に設定できる
フリーランスは退職金がないので、自分で積み立てておきましょう!
私も加入中です。
- 小規模企業共済サイトで加入条件を確認
- オンラインまたは郵送で手続き
- 中小機構の審査に通れば手続き完了
下のボタンから公式サイトへ飛べます。
⑤ふるさと納税
ふるさと納税の改悪が決まった。今年やるなら9月末までに!
ふるさと納税とは、自治体に寄付をすると特産品がもらえるという制度です。
そして寄付金のうち2千円を超えた額は、所得税と住民税が控除され、結果支払う税金が安くなります。
この制度、節税じゃなくて「税金の前払い」なのですがお得なので、対策の中に入れておきました。
ふるさと納税は、楽天経済圏なら「楽天ふるさと納税」がおすすめです。
もしくは、先ほど紹介したハピタスの中でポイントバックのあるサイトがいくつかあるので、そこから買うのもあり。
ふるさと納税は「寄付金控除」になり、青色申告の時に一緒に申告します。
⑥国民年金基金
- 掛け金が全額所得控除になる
- 解約しても掛金を引き出すことはできない
- 自営業は月68,000円まで積み立てできる
- 65歳から一生涯受け取れる終身年金
国民年金基金公式サイトでは、節税額と年金額のシミュレーションすることができます。
国民年金基金とiDeCoは併用できるが
掛金の上限は両方合わせて月額6万8000円
国民年金基金とは、公的年金に上乗せできる年金制度です。
掛け金が全額所得控除になるので、節税に繋がります。
国民年金基金とiDeCo、どちらが得なのかという議論があるのですが、どちらもメリットデメリットがあるため、どちらも掛けておくのが安心かと思います。
⑦開業費
開業費とは、開業準備期間にかかった費用のことです。
準備にかかったお金のレシートや領収書などは必ず残しておきましょう!
- 営業開始までに支出した開業準備のための費用のこと
- インターネット通信費、ホームページ作成費、家賃、光熱費
- 好きなタイミングで・好きな金額を経費にできる
- 10万円以上の支払い(Macなど)=固定資産になる
- 仕入れ代金
- 敷金・礼金
収入の少ない独立初年度は償却せずに、
収入が多くなった翌年に開業費を償却するのが上手な方法です。
⑧文美国保
毎月の国民健康保険料が高い・・
条件はありますが、保険料が一律になる組合保険があります
一般の国民健康保険と「文芸美術国民健康保険」の大きな違いは、収入が増えるにつれて健康保険料が高くなる一般の国民健康保険に対して、「文芸美術国民健康保険」は一律であるという点です。
- 「文芸・美術及び著作活動に従事し、組合加盟の各団体の会員である方とその家族」が加入できる健康保険
- Webデザイナーやグラフィックデザイナー、イラストレーター、コピーライター、カメラマンOK
- 本人が月額 24,800円、家族は月額14,800円(令和5年度保険料)
ただし、組合に所属する必要があり、組合に入るために入会費・年会費がかかる場合があります。その費用も含め、保険が安くなるかどうか試算してみましょう。
文芸美術国民健康保険組合に加入した場合と、東京都23区(杉並区)の国民健康保険に加入した場合の、年間の保険料の比較ができます。
※国民健康保険料は、それぞれ市区町村によって算定方法が異なりますので、多少の誤差が生じます。
⑨フリーランスのお守り補償
節税ではないのですが、大事なことなので紹介します。
フリーランスは自由な働き方ができる反面、補償がなく、万が一の時にとても弱いです。
例えば
- 病気やケガで働けなくなった
- 仕事中に事故にあった
- 支払いが2ヶ月先で出費が間に合わない
そんな困った時に助けてくれるのが「FREENANCE(フリーナンス)」です。
FREENANCE(フリーナンス)とは、フリーランスを支える「お金と保険のサービス」です。
- 無料登録だけで「あんしん補償Basic」が付帯。
(仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故を最高5,000万円まで補償) - 入会費は無料
- 急遽お⾦が必要になった際に【即⽇払い】サービス(有料)
- 万が⼀のケガや病気を補償する【あんしん補償プラス】サービス(有料)
会費はもちろん経費に計上できます!
もしピン!と来たら、無料登録しておくことをおすすめします。
- FREENANCEに無料会員登録
- 自分専用の「フリーナンス口座」を作る(手数料無料)
- 請求書の振込先に、フリーナンス口座を記載
開業届はこれを使えばめちゃ簡単
フリーランスとして開業するには、『開業届』を税務署に提出する必要があります。
税務署のサイトから書類をダウンロードして、書き方を調べて、郵送して。。というめんどくさい手間がかかるのですが、これを一気に短縮して簡単にできるサービスがあります。
それが開業freeeという無料サービスです。
開業freeeなら、項目を埋めていくだけで正しい開業書類をサクッと作ることができます。
作った書類はスマホかオンライン提出が可能です。
さらに、節税①で解説した「青色申告承認申請書」も同時に作ることができます。
開業freeeなら、開業届と一緒に無料で作成&提出できますよ。
フリーランスのための節税方法9選まとめ
①青色申告65万円控除
②家事按分という考え
③iDeCo
④小規模企業共済
⑤ふるさと納税
⑥国民年金基金
⑦開業費
⑧文美国保
⑨フリーランスのお守り補償
以上が私も実践している「フリーランスの節税対策9選」でした。
損しないようできることから始めましょう!
コメント