未経験でもWebデザイナーになれますか?
将来のことを考えて自由に働けるスキルを身につけたいんです。
何から始めたらいいんだろう?
デザインが好きなら未経験でも大丈夫!
まずはロードマップを紹介。
- 勉強時間の確保
- パソコン周りの準備
- スクール選び
- スクール受講料の確保
- スクールで学ぶ
- 独学はおすすめしない
- 誰にどんなものを提供するのかを明確にする
- 月にいくら稼ぎたいか目標を立てる
- スクールのアフターフォローを活用
- クラウドソーシング活用など
- ポートフォリオ作成
- SNS開設
- リピーターを増やす
制作会社出身で現役フリーランスWebデザイナーの私が、未経験からのロードマップを紹介します。
出来るだけ無駄な時間をなくし、最短でWebデザイナーになりましょう。
はじめに:デザイナー職は大変だが、人に喜んでもらえるやりがいのある仕事
デザイナー職はとてもやりがいのある仕事です。
私はグラフィックデザイン、パッケージデザイン、Webデザインなど様々なデザインを経験していますが、頭を悩ませて作ったデザインがお客様に喜んでいただけた時が最高に幸せです。
その反面、産みの苦しみと言いますか、ゼロからイメージを形にするのはとても苦しいです。
時間がかかるし地道なデスクワークです。
お客様からのクレームやトラブルもあります。
思ってたのと違う・・・と思うかもしれません。
ですがそんな困難を乗り越えて作ったモノが、お客様の売上Upや集客Upに役に立つことは本当にうれしい。
ぜひクリエイティブなWebデザイナーになり、そんな嬉しい瞬間を感じてもらいたいと思います。
さらに主婦にはおすすめしたくて、Webデザインスキルがあれば在宅で子育てしながらの仕事も可能です。
実際に私がその状況ですので参考にしていただければと思います。
未経験からWebデザイナーへなるには!ロードマップ解説
未経験からWebデザイナーになるためのロードマップを1つずつ解説していきます。
Step1:Webデザイナーの勉強に必要なものを揃える
- 時間の確保
- パソコンの確保
- スクール受講料の確保
デザインスキルを習得するために環境を整えます。
勉強時間の確保
Webデザイン習得にかかる時間は、スクールだと3ヶ月〜6ヶ月はかかります。
学習環境や基礎知識などによっても変わってきますが、出来るだけまとまった期間に集中して勉強することをおすすめします。
パソコンの確保
そしてパソコンはMacを準備します。
Windowsでも出来ないことはないのですが。。プロはMacです。
Macのスペックについて、下記の記事に書きましたので参考にしてください。
スクール受講料の確保
さらにスクールの受講料は数十万円〜しますので資金の確保をしておきます。
勉強中は収入の見込みがほぼないので、貯蓄があればあるだけ心の余裕が違います。
Step2:Webデザインスキルの習得
未経験者が独学でWebデザイナーになるのは危険です。
無料の動画や情報もたくさんありますが、確実に情報迷子になります。
スクールに入り短期集中型で勉強することをおすすめします。
- 子どもに関するサービスがあって
- 高いパソコンをレンタルさせてくれて
- 受講料がリーズナブルで
- それでいてプロの講師がきちんと教えてくれる
そんなママの悩みを解決してくれるスクールがあったら嬉しいですよね。
おすすめのWebデザインスクールに関したはまた後ほど紹介します。
絶対に学んでおきたい基本スキルは、こちら。
- Photoshop(またはIllustrator)
- HTML、CSS
- ワードプレス
Adobe Photoshopは、バナーを作ったり写真の色を変えたりできるデザインツールです。
Illustratorはイラストやロゴ、印刷物などが作れます。
ツールの操作は必須です。
一般的にWebデザイナーはPhotoshopを最初に勉強することが多く、イラレは後回しとなっています。
個人的には、最初からイラレを勉強しておくことをおすすめします。
イラレを覚えるとWeb以外のことも出来るし、それがあとあと自分を助けてくれたからです。
HTML、CSSはコーディングに使うスキルです。
文字ばかりで難しそうですよね。
でも大丈夫!規則を覚えるだけなので、意外とすんなり理解できると思います。
Step3:ポートフォリオを作る
あなたにどんなスキルがあるのか一目でわかるポートフォリオを作りましょう。
WebデザイナーはWebサイトに作品をまとめます。
- Webサイト名
- URL
- 制作期間
- 制作担当した箇所
- 制作のポイント
これらをきちんとまとめることで、面接官にやる気をアピールすることができます。
Step4:転職活動を始める
転職エージェントを利用するのがおすすめです。
Step5:内定
無事に内定をもらえたらゴールです。
Webデザイナーとして実務経験を積み、将来的にはディレクタを目指したり、独立も可能です。
どんどんスキルアップして年収を上げ、理想の働き方を実現しましょう。
未経験からフリーランスWebデザイナーになるには
未経験からいきなりフリーランスになる人も増えています。
特に子育て中の主婦は、正社員としての就職が難しいため、独立して在宅で。。と考える方が多いです。
そんな方はスクールなどのサポートのもと、少しずつ実績を作ることがおすすめです。
すぐに稼がなくてもいい・副業としてやってみたい方は参考にして下さい。
Step3ポートフォリオを作る までは同じ工程です
Step4:クラウドソーシングサービスで実績を作る
クラウドソーシングサービスを利用すれば、実績ゼロでも実績を作ることができます。
最初は格安の価格設定から始め、お客様の評価が貯まってきたら少しずつ価格を上げていきます。
作ったサイトは、ポートフォリオに入れていきます。
Step5:SNSで発信する
SNSで実績を公開していきます。
自分が得意とするデザイン・ターゲットでどのSNSに注力するか変わりますが、
ポートフォリオ代わりに使うならインスタグラムが使いやすいです。
私も経験があるのですが、SNS上で仕事を依頼されることは多いです。
集客するためには毎日の更新が不可欠です。
フリーランスは、「集客」で悩むことが多いでしょう。
Step7:安定して案件を取る
フリーランスの1番の課題は「集客」。
そして「安定収入」です。
ここが未経験だと弱いところです。
制作会社出身だと、会社員時代のコネやツテがいくつかあるものですが、未経験だとそれがありません。
SNSだけだと毎日の更新が大変だったりして、案件が途切れることもあるでしょう。
下の記事に案件の取り方を紹介しましたので参考にしてください。
Step6:開業
開業届を出せば、無事にフリーランスWebデザイナーとなれます!
ちなみに主婦は扶養を外れると、国民年金や健康保険を自分で払うことになります。←これ結構イタイ。
下の記事をぜひ参考にしてください。
社会保険上の扶養を外れるラインが「年収」なのか「経費をひいた所得」なのかにより異なりますが、前者とすると妻の年収130万円~160万円は働き損になる可能性が高いレッドゾーンです。
今後も社会保険上の扶養内で働きたいのであれば、扶養を外れるラインを夫の加入健保に確認の上、もし年収であれば、できるだけ月収が急増しないようにロールして130万円を超えないようにしましょう。
フリーランスマグより引用
税金関係も勉強しておかないと、後悔します。
今まで未経験だったことを本業にしようとしているんですから、慎重にいきましょう。
未経験からWebデザイナーになるには独学かスクールどっち?
グラフィックデザイナー経験のある私は、Webデザインは独学でした。
ここで分かったのは、デザインスキルがあればコーディングスキルは独学でもできるということ。
ですが未経験なら、膨大な量を勉強することになるので、スクールまたは求職者職業支援に通うことをおすすめします。
デザインだけでも本当に大変なので、未経験者が独学をすると、多分高確率で挫折すると思います。
Webデザイナーってどんな仕事?
Webデザイナーの仕事は主に以下のものを作ります。
- バナー(各種画像)
- ホームページ
- ランディングページ
サイト制作はデザインを形作ってから、コーディングをして完成させます。
デザイン担当とコーディング担当に分かれていることが多いです
Webデザイナーに必要なスキル
Webデザイナーに必要なスキルは主にデザインスキル・コーディングスキルの2つです。
さらにSEOやマーケティングの知識などを持てば価値が上がります。
デザインスキル
バナーやサイトの見た目・デザインを設計するスキルです。
- 色の使い方
- 書体の選び方
- 写真のトリミング
- レイアウトの基本
などデザイン理論を学びます。
コーディングスキル
デザインを基に、Web上で機能するように実装するのがコーディングです。
デザインと違い、アルファベットや記号を使ったプログラミング的なことをするので、苦手意識のある女性が多いと思います。
Webマーケティングのスキル
Webサイトを作って終わりではなく、広告運用やホームページ運用のノウハウを勉強すると強いです。
お客様側からするとサイトを運用して初めて成果が出るので、Webマーケティングの知識は必要になります。
Webデザイナーはデザインという労働をしないと報酬が得られませんが、このようなプラスアルファのスキルを持つことで、コンサルタントやディレクターなど、将来的に役立つスキルとなります。
Webデザイナーに必要な資格
Webデザイナーに必須の資格はありません。
必要なスキルを取得していれば誰でもWebデザイナーになれます。
Webデザイナーの年収
平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)
dodaによると、2022年のWebデザイナーの平均年収は、361万円でした。
ただ、スキル・経験・企業によって大きく変わります。
職種全体で見ると下の方になります。
このためWebデザイナーから段階を経てWebディレクターになることで年収はアップします。
会社勤めだと、デザイナーで経験を積んでディレクターになっていくのが普通のことです。
ちなみにWebディレクターの平均年収は430万円とのことです。
Webデザイナーに向いている人はこんな人
Webデザイナーの仕事は「地道な作業」の繰り返しです。
Webデザイナーに向いている人の特徴は以下の通りです。
- モノづくり(デザイン)が好きな人
- 誰かの悩みに耳を傾けられる人
- 自分が作ったもので誰かの役に立ちたい人
- 打たれ強い人
- 好奇心旺盛な人
デスクワークが多いので、もくもくと作業するのが好きな方はとても相性がいいと思います。
未経験からWebデザイナーになりたい人におすすめの本
いきなりスクールに入る前に、まずは情報収集をしましょう。
本であれば有益な情報が手に入りますし、新しい発見がありますよ。
ちなみに本を読むならAmazon Kindle Unlimited 会員になることをおすすめします。
月額980円のサブスクなのですが、会員なら200万冊以上の本が読み放題です。
なんと新規会員登録なら30日間無料です。
ぜひこの機会に登録をして、本をお得に読んでみてください。(退会はすぐにできます)
未経験からWebデザイナーを目指すあなたに伝えたいこと
デザイン業はサービス業です。
困っているお客様のお悩みを解決するためにデザインを提供します。
だから、自分がこういうものを作りたいから作った、ではダメなんです。
お客様のお悩みに沿ったご提案をすることを心がけてください。
そうしないとリピーターは増えませんし、デザイナーを長く続けることはできないでしょう。
「あなただから頼みたい」
と思ってもらえるようなWebデザイナーになりたいですね。
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